【おすすめ除草剤と選び方】液体と顆粒の違いは?大切な植物も枯れる危険性

おすすめ除草剤と選び方
悩むヒト

除草剤の「液体」や「顆粒(かりゅう)」ってどう違うの?

ご近所トラブルや大切な植物が心配なんだけど…

おすすめの除草剤ってどれ?

筆者

「液体」と「顆粒」は効果が違いますので使い分ける必要があります

使い方を間違えるとご近所の植物を枯らしてしまう危険性があります。

補償問題になりかねませんので注意が必要です。

思いがけず大事な植物を枯らしてしまう危険性が高いのは、

  • 顆粒タイプ
  • ハイブリッドタイプ

この二つは要注意です。

では早速本文に入りたいと思います。

タップできる目次

除草剤の種類は「液体」「顆粒」「ハイブリッド」の3種類

除草剤の種類をざっくり分類すると、

  • 液体タイプ
  • 顆粒タイプ
  • ハイブリッドタイプ

以上の3種類です。

それぞれ簡単に解説していきます。

液体タイプは「希釈」と「そのまま撒ける」の2種類

液体タイプに共通する特徴は以下の通りです。

  • 即効性がある
  • 周囲の植物を枯らしずらい

土の中に薬品が残留しないため、除草剤がかかったものにだけ強い効果を発揮するのが液体タイプです。

周囲の植物を枯らしずらい除草剤と言え、比較的安心して使用出来ます。

液体タイプその1.希釈するタイプ

出典元:Amazon「希釈タイプ」

液体タイプ一つ目は原液を薄めて希釈するタイプです。

「サンフーロン」といったジェネリック除草剤や「グリホサート」など、金額的には安価なタイプになります。

ただ原液と水を混ぜる希釈作業が必要になるため、ちょっとした除草作業には不向きです。

広い敷地の場合、噴霧器とセットで使用すると便利です。

【CHECK】希釈タイプがおすすめ
  • 広い土地で除草をしたい
  • 周辺の植物を枯らしたくない

液体タイプその2.そのままシャワーで撒くだけタイプ

出典元:Amazon

もっとも一般的な買ってそのままシャワーのように撒くだけのタイプ。

希釈タイプに比べると若干値段設定は高いものの、圧倒的に便利です。

また液体タイプなので、「撒いた植物だけを」枯らす効果があります。

一般家庭など、手軽に除草したい場合にぴったりです。

【CHECK】シャワータイプがおすすめ
  • すぐに枯らしたい
  • 手軽に除草したい
  • 周辺の植物を枯らしたくない

顆粒タイプは「雑草の発生予防」に最適

出典元:Amazon

顆粒タイプの特徴は以下の通りです。

  • 細かい粒状
  • 持続期間が長い
  • 雑草の発生予防になる
  • 周囲の植物を枯らしやすい

「○○ヶ月持続!」と書いてあるものは、薬品が土に長期間残留して根から枯らすタイプです。

つまり除草剤を撒いたところに根っこが伸びていれば、離れた場所の植物にも影響を与えてしまいます。

とはいえ雑草の発生予防には効果的で、中長期的な維持管理には必須です。

【CHECK】顆粒タイプがおすすめ
  • 雑草の発生予防がしたい
  • 枯らしたくない植物の根が届かない範囲で使用できる場合

液体と顆粒のハイブリッドタイプ

出典元:Amazon

最近増えてきたのが「ハイブリッドタイプ」です。

メリットとしては、

  • 液体タイプのように撒きやすく即効性がある
  • 顆粒タイプのように長期的な予防効果がある

デメリットとしては、

  • 顆粒タイプのように周囲の植物を枯らしてしまう恐れがある

つまり良くも悪くも、「液体タイプ」と「顆粒タイプ」の効能を併せ持ちます。

「液体タイプ」のように手軽に除草することが出来ますが、その反面「顆粒タイプ」のように周囲の植物に影響を与えますので要注意です。

ただシャワーで手軽に除草出来て、なおかつ雑草の発生予防も出来る高性能な除草剤とも言えます。

枯らしたくない植物の「根が届かない範囲」で上手く使用しましょう。

【CHECK】ハイブリッドタイプがおすすめ
  • 手軽に除草がしたくて、同時に予防効果も欲しい
  • ただし枯らしたくない植物がある場合は、根っこが届かない範囲で使用すること

除草剤の選び方まとめ

それでは「液体」「顆粒」「ハイブリッド」それぞれの特徴をまとめて見てみましょう。

スクロールできます
液体
シャワー
液体
(希釈)
顆粒ハイブリッド
価格
即効性×
予防効果××
撒きやすさ×
枯らしたくない
植物があるとき

除草剤の選び方

今生えている雑草を枯らしてしまいたい

>> 液体(シャワー)

枯れて除草出来た後に予防したい

>> 顆粒タイプ

すぐ枯らしたいし、予防もしたい

>> ハイブリッドタイプ

広い敷地を除草したい

>> 液体(希釈)タイプ

予防効果はありませんが、周囲に枯らしたくない植物がある場合は「液体タイプ」がおすすめです。

顆粒・ハイブリッドタイプについて

「顆粒タイプ」と「ハイブリッドタイプ」は土に残留し、周囲の植物に影響を与えます。

周囲に枯らしたくない植物がある場合は、根っこが届いていない範囲で使用します。

最低でも1.5m以上は離すようにしましょう。

数ヶ月の雑草予防に効果的です。

液体タイプを使ってみたレビュー

実際に「液体シャワータイプ」をつかって庭に撒いてみました。

シャワーで手軽に撒ける

注ぎ口がシャワーになっているので、容器を傾けるだけで簡単にまんべんなく撒くことが出来ます。

除草前
一週間後

一週間後にはかなり枯れてきました。

見事に撒いた草だけ枯れています。

撒いていない周囲の雑草が枯れないのは「液体タイプ」の特徴ですね。

大事な植物が周りにある場合にぴったりです。

草刈り業者に頼んでしまうのもあり

草処理は重労働で時間もかかりますし、除草用品にお金もかかります。

そんな声があり、最近では ” 草刈りサービス ” をする業者があります。

草刈り後の、「除草剤」や「防草シート」といった本格的な予防もプロに頼めます。

は「東証上場企業シェアリングテクノロジー」の運営で安心です。

TBSの情報番組「がっちりマンデー!!」でも紹介されたサービスになります。

あとで見積りをとってみれば案外「頼んでしまえば良かった」となることもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

タイプ別おすすめ除草剤

【液体タイプ】のおすすめ除草剤

希釈タイプのおすすめ:サンフーロン

希釈タイプの「サンフーロン」は特許が切れた数世代前のラウンドアップと同等の成分・効果をもつジェネリック除草剤です。

希釈タイプを使用して広い敷地を除草するには、「噴霧器」をセットで利用すると便利です。

シャワータイプ:ラウンドアップ

出典元:Amazon

基本的に雨が降ると流されてしまうので、除草剤は晴れた日に撒く必要があります。

最新の「ラウンドアップマックスロード」は散布後1時間後の降雨でも大丈夫です。

また液体タイプで「かけた雑草のみ効く」ため、周囲の植物にも比較的安心です。

手軽に雑草処理したい時にぴったりの、液体タイプの除草剤です。

とりあえず迷ったらコレから始めてみれば大丈夫です。

【顆粒タイプ】のおすすめ除草剤

顆粒タイプ:ネコソギ

出典元:Amazon

除草剤で最も長い、9ヶ月効果が持続するのは「ネコソギ」です。

秋に撒けば翌年の梅雨時期までもち、長期間草取りがかなり楽になります。

注意点としては、枯らしたくない植物の根っこの側には撒かないようにしましょう。

液体タイプで除草した後や、草取り後の予防にピッタリです。

アースガーデン

出典元:Amazon

食品成分99%で天然ミネラル(食塩)を使用して作られた「おうちの草ころり」。

予防効果は3ヶ月と少し短いですが、天然由来の虫よけ効果もあり、庭の除草にぴったりです。

【ハイブリッド】のおすすめ除草剤

ラウンドアップ

出典元:Amazon

即効性もあり、予防効果もあるのがハイブリッドタイプ。

顆粒タイプ同様、周囲の植物の根っこ周辺は注意が必要です。

シャワータイプで撒きやすいうえ、枯らす~長期予防まで全てOKの高性能な除草剤です。

選び方とおすすめ除草剤:まとめ

  • 撒きやすさや即効性は「液体」と「ハイブリッド」。
  • 予防効果は「顆粒」と「ハイブリッド」。
  • 周囲の植物に注意なのは、○○ヶ月持続!と表記してある「顆粒」と「ハイブリッド」。

○○ヶ月持続!の商品は土に残留することを知っておかないと、ご近所トラブルにもなりかねません。

ただ予防効果を得るには必要なので、上手く大切な植物の根が届かない範囲で使用しましょう。

*記事内容に関して、掲載商品の効果・効能があることを保証するものではありません。購入にあたっては各商品に記載された説明をご確認ください。なお記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトへ還元されることがあります。

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